里山保全部会

これまでの活動と情報

2024年(令和6年)

≪お知らせ≫

20021月から毎月1回実施してきました里山整備は、都合により今年から気候の良い春(35月)と秋(911月)の年間6回に変更します。

2024.9.15

 

里山保全 9月定例活動

来週行なう「みずほの自然探検隊」の観察会に向けて、江川の脇を流れる水路沿いへ移動して草刈りを実施した。生い茂つたツル草がワタラセツリフネソウに絡まる中、注意しながら作業を進めた結果、ピンクのワタラセツリフネソウの花が見易くなり土手の法面もきれいになつた。その後、丸太のベンチで休憩してから、幹線道路沿いの林へ向かう通路両脇の枝を刈って通り易くしながら進んだところ、4月に処理できなかつた掛かり木が落下しているのを確認した。最後に休憩場所の西側の林で、落下した枯れ枝を拾ってブルーシートに載せて集積場所へ積み上げるとともに笹刈りをして終了した。

           池の底面補習
           池の底面補習

2024.5.19

 

里山保全 5月定例活動

体験参加者4名が加わり総勢19名で活動した。今回は古くなって損傷した池のビニール交換と丸太のべンチの追加設置および観察路の安全確保のための作業を実施した。池の改修は生息するヤゴに注意しながら泥だらけになって水を汲み出し、ビニールを剥がして底面を滑らかにした。その後、底にビニールを張って周囲を固定し、 泥を戻して注水し完了した。 ベンチは設置場所を整地し枕木を並べた所へ4人がかりで半割りにした丸太を運んで設置した。最後に落下する恐れがあるヤマザクラの下の通路の出入口に倒木を積み上げ、通行出来ないようにして本日予定していた作業を終了した。

             掛かり木
             掛かり木

2024.4.21

 

里山保全 4月定例活動

幹線道路沿いの林で数年前に発生した掛かり木は、ロープで囲って人が入らないようにしておいたが、処理する時期と思って作業に取り掛かった。チェーンソーで根元を切り口一プを巻いて人力で引いたが土に食い込んで動かず、荷締め機を使っても同様であった。その後、切り口付近の土を掘り横に引いてみたが動かすことはできなかった。1時間以上頑張ってみたが掛かり木を外すことはできなかったので、本日の作業はここまでとして再度ロープで囲いをして終了した。

 

            集合写真
            集合写真

2024.3.17

 

里山保全 3月定例活動

今回はうつのみや環境行動フォーラムとのつながりで、宇都宮大学の学生を含む関係者が参加し総勢 22名で活動した。初参加の学生達は林の案内を受けてから立ち枯れたエゴノキを数本切り倒す作業を開始した。他のメンバーは休憩場所付近のヤマザクラの太い枝にキノコが生えて落下する恐れがあることから、その範囲を避けてう回路を通すために林床の枯枝を取り除いてから笹刈りをした。休憩時間には本格的に発生したシイタケを収穫し、その他の食材もバーベキューコンロで焼きながら食べているうちに時間が経過したので、道具を片付けてからお汁粉を味わって終了した。 

 

           丸太を運ぶ
           丸太を運ぶ

2024.2.18

 

里山保全 2月定例活動

雨により1月の活動を中止したため、遅れていた伐倒した木の枝切りや玉切り材の処置などを実施し

た。先ず初めに長目に切っておいた丸太をロープで吊って4人で担ぎ、小枝の集積場所の囲いを作った。その後、全員で手分けして枝切りや小枝拾いをしながら落ち葉をさらって集積し、定尺の玉切材は生き物の棲み処づくり用に積み重ねた。休憩時間にはここ数日の温かさで発生したシイタケを収穫し、焼けるまでの間にホダギの天地替えと水やりをした。程よく焼けたシイタケを食べてから、最後に掛かり木となった倒木の処理とブルーシートに集めてあった小枝を集積場所へ積み上げて終了した。

 

2023年(令和5年)

           積み上げた笹
           積み上げた笹

2023.12.17

 

里山保全 12月定例活動

来週行う「みずほの自然探検隊」の落ち葉さらいと丸太切りに向けて、笹刈りと枯れ枝拾いに加えて古くなった囲いを更新した。2名は古くなった竹の杭とシュロ縄を交換して作業範囲を明確にするとともに、周辺の笹を刈り取った。他の参加者は笹を北から南へ刈り取りブルーシートに載せて南側の集積場所へ積み上げた。また付近にあってツルに覆われ傾いている立ち枯れた木を切り倒し、ツルと枝を切り取って幹は来週の丸太切り用にそのままとした。その後、炭火で温めたお汁粉を食べながら長めの休憩を取り、最後に観察路に溜まった落ち葉を両脇に寄せて通路が分かるようにして終了した。  

           東西から合流
           東西から合流

2023.11.19

 

里山保全 11月定例活動

 幹線道路から林へ入った東側が数年前に皆伐され、その先のY字路左側の道路に背丈の高い草が繁茂して通行不能になってしまった。これはアスファルトの道に土が流れ込んで草木の種が落ち一斉に成長したためと思われる。今回は約60mに亘って草を刈って道路を開通することにし、東西に分かれて草刈りを開始した。丈の高い草を刈り、道路上に流れ込んだ土をさらって皆伐された側へ寄せてほぼ 1時間で開通した。更に左右から倒れ込む草を刈り、道幅を広げてアスファルト道路が復活した。帰りがけにも土をさらい、林の内外を散策してからシイタケのホダギを天地替えして終了した。尚、16日の下見時に林の中で越冬間近のニホンアカガ工ル(体長約70)を確認した。

 

 きれいになったワタラセツリフネソウ自生地と江川の土手
 きれいになったワタラセツリフネソウ自生地と江川の土手

2023.9.17

 

里山保全 9月定例活動

 来週行なう「みずほの自然探検隊」のワタラセツリフネソウの花観察に向けて、江川の脇の農業用水路沿いとそこへ至る通路の草刈りを実施した。通路には部分的に篠竹が生え、水路沿いは5月に草刈りをしたにも関わらず背丈ほどに伸びた草もあり、全員で汗まみれになりながら水路脇の草を刈り、土手の草を抜いてフェンス脇へ移動した。これらの作業により観察範囲が広がって、ピンクのワタラセツリフネソウの花も見易くなり土手の法面もきれいになった。その後、林へ戻って休憩してから林の笹を刈り、最後に秋の発生を期待してシイタケのホダギを天地替えして終了した。

         みんなで草抜き
         みんなで草抜き

2023.8.20

 

里山保全 8月定例活動

先月と同様に作業は前半のみとして後半はロープワーク講習会を実施した。林の南東部が伐採され陽当たりが良くなったことと、風に乗って草の種が運ばれたことが重なってか、付近の観察路に腰の高さ位の草が大量に繁茂してしまっていた。先ずは池側から笹などを刈り、繁茂した所では草を抜き土を払って観察路の南側へ放置した。付近は陽射しが強いため一旦ベンチへ戻って休憩後、東入り口付近から繁茂した所へ草抜きを進めクワを移植した周辺の草も抜き取った。今日の作業で観察路は草を掻き分けずに歩けるようになった。後半は予定通り「ロープワーク講習会」を里山メンバーが講師となって実施した。参加者の半数が初体験であることから、昨年と同様に「本結び」「ふた結び」を復習し、「もやい結び」では人命救助に使えるように自分の体を縛る練習をした。久しぶりに池の水に浮く一匹のトウキョウダルマガ工ルを確認した。

          丸太を運ぶ
          丸太を運ぶ

2023.7.16

 

里山保全 7月定例活動

7 , 8月は暑さ対策のため活動時間を811時とし、作業は前半のみとして後半は樹木観察会を実施した。まず手始めに4月に移植したクワの周囲に生えた草を全員で抜き取り付近に積み上げた。その後、草刈と立ち枯れ木処理に分かれて作業を開始した。草刈班は北東の出入口周辺に茂った笹等を刈りブルーシートに載せて林内へ積み上げた。大学生中心の立ち枯れ木処理班は作業方法の説明を受けてから、交代で鋸を使って倒す方向に受け口を作り反対側に切れ込みを入れて2本倒し、トングで吊り上げて休憩場所付近へ運搬した。休憩後、森林インストラクターの吉田さんが準備したこの林にある樹木34 種類の特徴を記したテキストで説明を受けてから、実際に周辺の樹木を見ながら解説を頂いた。

          生木を切る
          生木を切る

2023.6.18

 

里山保全 6月定例活動

来週行なう「みずほの自然探検隊」の丸太切りと落花生の植え付けに向けて、立ち枯れ木の処理と畑の準備をした。大学生グループは立ち枯れ木を切り倒したり、倒木を運べる長さに切断して作業場所へ運んだ。探検隊メンバーは陽当たりの良い場所の土を掘り起こし腐葉土と肥料を混ぜて耕した。他の参加者は古くなった竹の杭とシュロ縄を交換して作業範囲を明確にするとともに、周辺の笹を刈りとった。休憩時には池に生えた草にぶら下がったヤゴの抜け殻と池の中に居たヤンマのヤゴを観察した。その後、倒れかけた生木を子どもと若者達が鋸で運べる長さに切断し、枝を落として作業場所へ運んだ。最後に、先月に続き古くなったベンチの枕木を交換して座り易い高さに調整した。

    草刈り作業中:水路が見えるようになった
    草刈り作業中:水路が見えるようになった

2023.5.21

 

里山保全 5月定例活動

ワタラセツリフネソウ保全地の草を刈るため、渡り板や作業道具を持って移動した。水路沿いはイネ科の草が腰の高さほどに伸びて、説明用看板の杭も腐って倒れていた。先ず、水路両脇の草を刈り水路の手前の草は山側に積み上げ、反対側の草は土手にあるフェンスの足元へ移動した。入口付近の平らな部分は広く草を刈りワタラセツリフネソウの生える地面に陽が当たるようにした。同時に朽ちた看板の杭を新しいものと交換して看板を取り付けた。その後、休憩場所へ戻ってコンロに炭火を起こし野菜版のバーベキューを楽しんだ。最後に2台のべンチに枕木を追加して座り易い高さに調整した。

     作業後、きれいになった法面と歩道
     作業後、きれいになった法面と歩道

2023.4.16

 

里山保全 4月定例活動

20217月の草刈り時に参加者がアシナガバチに刺されてしまったことから、しばらく実施していなかった幹線道路沿いの草刈りをハチの活動が始まる前の4月に行うことにした。法面と林の草を鎌で刈り、歩道の隙間に生えた草をスコップでしごいて取り除いた。この季節はクワの若葉が見分けやすいことから、クワの株は実が生るのを楽しみに移植用に掘り上げながら作業を進めた。法面の草は歩道側から刈り取り、落ちた草をブルーシートに載せて林内へ運び積み上げた。掘り上げたクワの株は、ー休みしてから陽当たりの良い林の南東側へ16(最終的に18)移植して本日の作業を終了した。

          皆で笹刈り
          皆で笹刈り

2023.3.19

 

里山保全 3月定例活動

林に設置したホダ木にシイタケが多数発生していたので、焼きシイタケ用にバーベキューコンロに炭火を起こしてから東側入口で作業を開始した。刈り残した入り口脇の笹を鎌で刈り、ブルーシートに載せて林内へ積み上げた。並行して、風除けのために笹を残す所の境界に打ち込んだ竹杭が古くなったので、取り除いて新しい竹杭を打ち込み囲いのシュロ縄も交換した。作業が一段落したところで全員でシイタケを収穫し、各自の方法で網焼きして長い時間に亘って味わった。併せて参加者が持参したソーラークッカーでウインナーを焼き熱々を味わった。その後、腹ごなしに西側入り口の林外側の落ち葉をさらって林内へ積み上げ、最後にコンロの火の後始末をして終了した。

          竹の杭打ち
          竹の杭打ち

2023.2.19

 

里山保全 2月定例活動

 

ワタラセツリフネソウ保全地の囲いを補修するため、事前に準備した竹の先端を斜めに切って尖らせてから水路沿いへ移動した。古くなった竹杭を取り除いて新しい竹杭を打ち込み、必要に応じてシュロ縄を交換した。並行して水路両脇の枯草を40m以上に亘って刈り取って整理した。土手の枯草はアメリカセンダングサがほとんどで、手袋や衣類に刺さって作業がやりにくく次回は種が柔らかい内に行う必要性を感じた。林へ戻って休憩し、分解済の爪の折れたクマデの握り部の先端を尖らせて次回用の竹杭として確保してから、全員で観察路沿いの落ち葉さらいを実施した。最後にシイタケのホダ木に水やりをして終了した。

        観察路の落葉さらい
        観察路の落葉さらい

2023.1.15

 

里山保全 1月定例活動

212日に行われる‘こどもエコクラブ’の「落ち葉さらいと丸太切り」に向けて、落ち葉さらいをし易くするため、休憩場所の東側の林で笹とツル草を刈り取り、集積場所へ積み上げた。並行して丸太を集めて一か所へ集約し、枯枝も拾って整理して準備作業を終えた。また、1カ月の間に観察路に降り積もった落ち葉を両脇へ寄せて通路をはっきりさせた。これらの作業により林内は多少広く感じられるようになり、移動も容易になった。最後に、雨が降らずに乾き切ったシイタケのホダ木に水やりをして終了した。

2022年(令和4年)

         ツル草刈り後
         ツル草刈り後

2022.12.18

 

里山保全 12月定例活動

濃霧の中で作業を開始し、観察路の落ち葉を脇へ寄せ終わるころに霧が晴れて日が差してきた。人数が揃ったところで、来週の落ち葉さらいに向けて休憩場所の西側の林で笹とツル草を刈り取り、集積場所へ積み上げた。同時に林床の枯枝も集めて整理し次週の準備を終えた。休憩を挟んで水路脇へ移動し、9月にワタラセツリフネソウを観察した場所で枯草等を刈り取った。刈り払い機を使えないコンクリートの水路脇の草と囲いのロープに掛かったツル草を刈り取り、立ち枯れたオオブタクサは抜き取ってフェンス脇の窪地へ放置した。作業後は周辺一帯が気持ちよく見渡せるようになった。 

        切り倒した立ち枯れ木
        切り倒した立ち枯れ木

2022.11.20

 

里山保全 11月定例活動

林の南側に隣接して太陽光パネルが設置され、林の一部も刈り払われたことから、植生回復と実を食べることを目指して東側入り口付近にあった桑の幼木を掘り起こして当該部へ移植した。その後、観察路に落ちたクリのイガと落ち葉を熊手を使って両脇へ移動して歩き易くするとともに笹刈りを行った。併せて安全確保のため立枯れ木と掛かり木を3本切り倒して整理した。容易に剥がれた樹皮の下にはオオスズメバチの新女王が越冬中であり、わずかに動き始めたのでそっと皮をかぶせて元に戻しておいた。最後に丸太のべンチを2個追加設置して終了した。

          丸太運び
          丸太運び

2022.10.16

 

里山保全 10月定例活動

 

本日は先月観察した水路脇のワタラセツリフネソウの様子を確認してから里山整備を実施した。ワタラセツリフネソウの花はほぼ終わり、種の入った莢は膨らんでいて熟したものは触れると種をはじける程になっていた。全員で莢に触れて種がはじける様子を観察した。その後、林へ戻り休憩を挟みながらつる草を刈り、埋もれた丸太をトングでつかんで観察路脇に運んで境界にした。枯れ枝は刈り取ったツル草と共にブルーシートに載せて集積場所へ積み上げた。本日の作業でツル草はほぼ取り除くことができ、埋もれていた不要な丸太の残りがほぼ見えてきた。楽しみにしていたシイタケは雨が少なかったことからかまだ発生していなかった。

      看板周辺の草刈り完了
      看板周辺の草刈り完了

2022.9.18

 

里山保全 9月定例活動

集合時に小雨模様であったが、次週に予定されているワタラセツリフネソウの観察に向けて、自生地と連絡通路の草刈りを実施した。前回の草刈りから3カ月が経過し、開花したワタラセツリフネソウの花を覆うようにツル草が生い茂り、説明の看板が半分見えなくなっていた。水路に板を渡して両側から大きな葉のアレチウリとカナムグラ、そして大人の背丈を超えるオオブタクサを刈り取りフェンス沿いの窪地へ積み上げた。1時間半ほどの作業で看板周辺が歩き易くなったので、ワタラセツリフネソウとツリフネソウの花の違いを観察した。戻る途中でツル草が足に絡まないように通路の草を刈り取った。休憩後、先月に引き続き林内のつる草刈りと丸太運びを実施していたところ、急に強い雨が降り出したため、いつもより早目に切り上げて終了した。

 

       ロープワーク
       ロープワーク

2022.8.21

里山保全 8月定例活動

先月と同様に作業は前半のみとして後半はロープワーク講習会を実施した。

 

林床の枯れ枝を集めて先月準備した集積場所へ運び、丸太は運べる長さにチェーンソーで玉切りしトングで吊り上げて集積場所へ移動した。太い丸太の無くなった範囲の笹を刈りブルーシートに載せて落ち葉の集積場所へ積み上げた。つる草の下には切り倒された丸太や枝が残っているが、ほぼ半分の範囲が歩けるようになった。後半は予定通り2019年以来の「ロープワーク講習会」を里山メンバーが講師となって実施した。ほとんどのメンバーが忘れているため前回と同様に「本結び」「ふた結び」を復習し、「もやい結び」では人命救助に使えるように自分の体を縛る練習をした。

       実際に木の前で解説
       実際に木の前で解説

2022.7.17

里山保全 7月定例活動

7,8月は暑さ対策のため活動時間を8-11時とし、作業は前半のみとして後半は樹木観察会を実施した。

 

まず手始めに丸太のベンチ用に準備した縦に2分割した丸太2本を4人で担ぎ休憩場所のベンチの上に移動し、虫が入らないように皮むきをした。並行して林内に放置された倒木を運べる長さにチェーンソーで玉切りして観察路沿いに並べ、歩き易くなった範囲の笹を刈り取った。同時に太い丸太を転がして移動させ、少し土に埋めて笹などの集積場所の囲いを設置した。休憩後、講師として招いた森林インストラクターが準備したテキストを基に樹木の分類や葉の作りやつきかたの説明を受けてから、実際に周辺の樹木を見ながら解説頂いた。テキストには14種類の樹木の特徴が記載されている。最後にシイタケのホダ木の天地替えをして本日の活動を終了した。

 

       多くの参加者がありました
       多くの参加者がありました

2022.6.19

里山保全 6月定例活動

今月は宇大生をはじめ一般参加者が10名を数え、参加者の半数を超えた。バス利用者は到着が遅れることから、休憩場所のある林で朽ち木の運搬や根元に傷の入った生木を伐倒し、丸太のベンチの枕木の支持スパンを広げた。同時に、ビニールを張って作った池に棲むヤゴに興味を示す参加者が集まり、自然発生的にヤンマとイトトンボのヤゴの観察会が行われていた。全員がそろったところで自己紹介をしてから、ワタラセツリフネソウが自生する水路脇へ移動し、水路に板を渡してから作業を開始した。ワタラセツリフネソウを残して草刈りできるようカナムグラとオオブタクサの葉の形を知ってもらってから全員で草を刈り、一時間弱で設置していた看板と水路が見える程見通しが良くなった。

       完成した竹のベンチ2台
       完成した竹のベンチ2台

2022.5.15

里山保全 5月定例活動

先月に引き続き全員で幹線道路沿いの林へ移動し、林内を歩行し易いように落下した小枝を集めるとともに笹を刈って窪地へ積み上げる作業を続けた。終了後、「みずほの自然探検隊」の子ども達が鋸を使う練習用に倒木2本を休憩場所のある林まで運んだ。休憩後、二手に分かれて竹のベンチ製作と数年前に倒れたアカマツの玉切り材を整理した。竹のベンチは2台完成し、1台は熊手などの道具置き場として目立たないところへブルーシートを掛けて設置した。他の1台は参加者の荷物置き場に利用する。アカマツの玉切り材は必要に応じて更に切断し観察路の脇にまとめて整理した。

             笹刈り
            笹刈り

2022.4.17

里山保全 4月定例活動

本日は全員で幹線道路沿いの林へ移動し、掛かり木の周囲にロープを張って入り込まないようにしてから、林内の倒木整理と笹刈りそして法面のごみを回収した。いずれ生き物の棲み処になる風倒木はチェーンソーで玉切りにして一か所へ並べ、刈り取った笹は窪地へ積み上げる作業を続けた。法面のごみを回収したところ、昨年12月に不法投棄防止の看板を設置したにもかかわらず45Lゴミ袋でペットボトル2袋、ビン缶等のごみが1袋もあった。その後、休憩場所のある林へ戻り、シイタケを収穫してコンロで焼きながら周囲の林床整備と竹のベンチ1台の最終組み立てを実施した。

        竹のベンチ組み立て
        竹のベンチ組み立て

2022.3.20

里山保全 3月定例活動

本日はワタラセツリフネソウが自生する水路脇の枯草整理と、林内の枯れ枝整理そして竹のベンチ作りを行うことにした。前日の雨で湿っていた薪に苦戦しながら焚火の火を点け、安定して燃え出したところで火の番を残して水路脇へ移動した。水路脇には枯れたツル草や背丈の高い立ち枯れた草が目立っていた。水路に板を渡して、両側から枯草を抜いたり刈ったり寄せたりし、一時間弱の作業で見違えるようにスッキリした。その後、林内へ戻り中段で折れた生木の処理と枯れ枝整理、丸太のベンチの仮組作業を行った。併せて落ち葉の積もった池を清掃し、破れたビニールを補修した。水路脇ではニホンアマガエルが見られ、林内ではウグイスカグラの花が咲き始めていた。今日はシイタケが発生していたことから、焼芋ができるまで焼きシイタケを味わい、焚火の消火を確認して解散した。

        丸太のベンチ設置
        丸太のベンチ設置

2022.2.20

里山保全 2月定例活動

焚火の準備をしてから、縦に半割りした丸太を運んで設置し、古くなった丸太のベンチを更新した。その後、笹刈りと枯れ枝整理、並行して竹のベンチ作りを実施した。枯れ枝処理は子ども達も参加し、細い立ち枯れ木や倒木をノコギリで切断していた。竹のベンチ作りは先月に引き続き部品の仮組などを実施した。今回は新型コロナ感染拡大防止の観点から焼き芋は持ち帰ることにし、焚火の消火を確認して解散した

           枯れ枝運び
          枯れ枝運び

2022.1.16

里山保全 1月定例活動

焚火の準備をしてから作業を開始した。来月エコクラブが行う落ち葉さらいの準備作業として、東側の林で枯れ枝拾い、丸太運び、笹刈りそして観察路の落ち葉さらいを実施した。並行して数名で竹のベンチ作りの準備を開始した。枯れ枝は焚き付け用に、丸太は生き物の棲み処用に各々積み上げ、刈り取った笹は落ち葉の集積場所へ積み上げた。林床の障害物がほとんどなくなりとても歩き易くなり、観察路もきれいになった。ベンチ用の竹は必要な長さに切ったり、鉈を使って縦に半割りにするなどして部品を準備した。休憩時間を挟みながらこれらの作業を進め、立ち枯れたエゴノキを3本倒して作業を終了し、焼きあがった甘いサツマイモを食べてから、焚火の消火を確認して解散した。

2021年(令和3年)

不法投棄防止用の看板の取り付け
不法投棄防止用の看板の取り付け

2021.12.19

12月定例活動

作業前に昨年春に駒打ちしたシイタケのホダギを確認したところ、多くのシイタケが発生していたので全員で収穫し、45Lゴミ袋半分近くに達した。

その後先月割った薪で焚火を始め、枯れ枝拾い、笹刈りそして観察路の落ち葉さらいを実施した。西側の林は来週「みずほの自然探検隊」が落ち葉さらいをする準備が整い観察路はきれいになった。焚き火の中にサツマイモを入れてから、火の番を残して先月入手した不法投棄防止の看板を設置するため、幹線道路沿いの林の法面に杭を立てて看板を取り付けた。手の空いている人は枯草を刈り、付近に投棄されていたごみを回収した。休憩場所に戻り、焼芋ができるまで収穫したシイタケを焼きながらしばらく濃厚なうま味を味わった。

最後にふっくらと焼きあがった甘いサツマイモを食べてから、焚火の消火を確認して終了した。

4カ月ぶりの開催で多くの参加者が集まりました。
4カ月ぶりの開催で多くの参加者が集まりました。

2021.11.21

11月定例活動

8月9月は新型コロナの影響で活動停止となり、10月は雨のため3回続けて活動が中止になっていた。

台風などの影響で林内は枯れ枝とクリのイガが散乱状態になり、倒木や掛かり木も見られた。今回は落ち葉さらいに向けて、枯れ枝拾いと笹刈りを全員で実施し集積場所に積み上げた。

休憩時間に焚火の中へサツマイモを入れてから、後半は薪割りと野鳥観察で利用する公道の整備を実施した。薪割り組は太さ30㎝程の丸太をチェーンソーで玉切りし、若者2人が薪割りを担当して大量の薪を準備した。幅2m程の公道には両側から丈の高い笹が張り出し路面には草が茂っていた。それらを鎌で刈りながら、路面の土をスコップで両脇へ除けて観察路を歩き易くした。

最後に焼き芋を食べながら休憩し、焚火を消して本日の作業を終了した。

        法面の草刈り終了
        法面の草刈り終了

2021.7.18

7月定例活動

今日は幹線道路沿いの法面の草を刈ることにし、鎌、熊手、スコップ等を用意して出発した。荷物置場に利用するため丸太のベンチも同時に運んで、法面の草刈りを開始した。総勢20人で法面の草を鎌で刈り、歩道の隙間に生えた草はスコップでしごいて取り除いた。作業中アシナガバチの巣が2か所あり刺された人も出たためその部分を避けて草を刈り、歩道に落ちた草をブルーシートに載せて林内へ運び積み上げた。作業後は法面の草が刈られて清々しく感じられ、歩道も歩き易くなった。戻る途中で東側入口の草刈りをして本日の作業を終了した

         水路脇の草刈り
         水路脇の草刈り

2021.6.20

6月定例活動

竹釜に使用した燃えさしの竹を整理し、支えにした玉切り材を所定の場所に積んでから全員で草刈りを開始した。風倒木などを一か所に集め、休憩場所付近の草を刈り取って落ち葉の集積場所に積み上げた。これで林内が歩き易くなり、一部の集積場所は外周がスッキリした。休憩後、ワタラセツリフネソウが自生している農業用の水路脇へ移動し、水路に覆いかぶさった草を刈り、土手の上から水路が見えるようになった。その後、休憩を挟んでシイタケの榾木の天地替えをしてから林内を観察し、最後に東側入口の草刈りをして本日の作業を終了した。

           笹刈り
           笹刈り

2021.5.16

5月定例活動

事前に準備した丸太のベンチ用枕木を林の南東から運び、先月運んで来た丸太との組み合わせを確認し、溝を掘った地面に枕木を置いてから丸太を載せベンチを2個設置した。並行して付近の笹刈りをして集積場所へ積み上げ、不要になった丸太で周囲を囲うなどして本日の作業を10時40分で終了した。

その後、自由参加でフォーラム主催の行事へ移行した

       ベンチ用の丸太運び
       ベンチ用の丸太運び

2021.4.18

4月定例活動

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、環境学習センターが臨時休館になったことから、1・2月はフォーラムの活動を休止した。3月は雨天のため中止となり4ヶ月ぶりに、新型コロナ対策をして実施した。手始めに不要な竹などを焼却するために焚火を始めたが、前日の雨で湿っており水蒸気がもうもうと立ち上がった。薪が乾いて燃え上がるまでに、直径40cm長さ2mのベンチ用に縦割りした丸太に3本のロープを掛け、竹を通して6人がかりで休みながら運搬した。重労働であったが、これでベンチ2個の追加準備ができた。休憩後、落ち葉の集積場所の周囲を整理したところ、カブトムシの幼虫がゴロゴロと出てきた。最後に焚火の始末をして終了した

2020年(令和2年)

2020.12.20

12月定例活動 

寒くなってきたので焚火を準備してから作業に取り掛かった。今日は次週予定の「みずほの自然探検隊」の活動に向けて、数名が丸太の玉切りと楔と斧を使って薪を割り、多くの薪を準備することができた。他のメンバーは笹を刈って集積場所へ積み上げると同時に、落ち葉に埋もれて判別でき無くなった集積場所の外周を整理した。休憩時にサツマイモを焚火へ入れて焼けるまで作業を継続した。薪割りメンバーはサツマイモが焼けても作業をしていたことから、忘れていたシイタケの榾木の天地替えをし、全員そろってから焼き上がったサツマイモを食べて終了した。

2020.11.15

11月定例活動

 

 

今年になって一度も草刈りできなかった幹線道路沿いにある林の法面を刈ることにし、刈り払い機と鎌を持って移動した。草が伸びた上にツル草が絡んでいることから、鎌でツルを切ってから水平面を東から西へ向かって刈り払い機で刈り取った。手作業のメンバーは西側斜面の草を刈り取って作業を進めた。手作業で半分ほど斜面を刈ったところで刈り払い機と場所を入れ替えて作業を進め、歩道に落ちた草や落ち葉をブルーシートに載せて林内へ運ぶと、法面と歩道は見る間にきれいになって行った。草刈り後、大径木の薪割り用に購入したくさびを使って丸太の試し割りをして終了した。

2020.10.18

10月定例活動

以前から池の水が溜まらなくなっていたので、残った水と溜まった落ち葉や土をバケツで取り出しビニールを外したところ、土の中から伸びた笹の芽がビニールを突き破っていることが判明した。スコップで笹の芽を深くまで取り除いてから土をならして新しいビニールを張り、周囲を石で固定して注水した。同時にヤゴが棲んでいた池の中の土と落ち葉を半分ほど池に戻した。その後、2台の刈り払い機と手作業で比較的広い範囲の草を刈り今回は放置した。最後に丸太を玉切りして来月の薪割りの準備と通路に張り出した草を刈って終了した。

2020.9.20

9月定例活動

作業に先立ち縦に半割りした丸太と枕木を利用して丸太のベンチを1個設置した。多少雨の降る中、休憩場所のある林で生い茂った笹を刈り、部分的に地表が見える程度にする予定であったが、雨脚が強くなったことから半分ほど刈り取ったところで休憩にした。雨が弱まったところで、気分を変えて来週実施予定の「みずほの自然探検隊」のワタラセツリフネソウ観察に向けて、近くの水路脇とアクセスのための通路の草刈りを実施した。30人程度の参加者が入れる面積の草を刈り、水路に渡し板を掛け江川の土手に上がれるようにした。最後にアクセス路入り口を広げるために草を刈って終了した。

2020.8.16

8月定例活動 

看板が隠れるほどに生い茂った東側入り口付近の下草を刈り、その場に積み上げた。暑さのため一気に刈り取れず、休憩を挟んで作業した。休憩時にホダ木の付近に大きなトウキョウダルマガエルを見つけて捕まえたが、跳躍力が強く逃げられてしまった。しばらくすると大きなトウキョウダルマガエルが2匹池の縁にいるのが見られた。作業に戻り入口の草刈りを終えたところ、異様に大きなミョウガが生えているのを見つけ、全員で興味深く観察した。その後、来週実施予定の「みずほの自然探検隊」の活動に向けて、林内の観察路の草を刈って本日の作業を早めに終了した。

 2020.7.19

7月定例活動

 

新型コロナウィルス感染拡大防止のため5・6月の活動を休止し、7月から再開した。作業は3カ月ぶりであり、先ずは看板が隠れるほどに生い茂った西側入り口付近の下草を刈り、シートに載せて集積場所へ積み上げた。運搬時に大きなコガネグモの巣に気づいて避けたが、復路は経路を誤りコガネグモの巣を壊してしまい、かわいそうなことをしてしまった。休憩後、3月にシイタケの種ゴマを打ち込んだホダ木を本伏せすることにした。ホダ木を立て掛ける材料を南東の角から運ぶことにし、丸太(直径40㎝、長さ2m)の両端にロープを巻き付けて引っ張り量を調整しながら転がして、立ち木を避け、落ち葉の集積場所を乗り越えてホダ木の近くまで移動させた。全員汗びっしょりになって約60m運び本日の大仕事を成し遂げた。その後、丸太にホダ木を数本立掛けてから横方向に一本置いて、そこに数本立てかけることを繰り返して本伏せを完了した。

 2020.4.19

4月定例活動

本日は東側出入口と幹線道路沿いの林を整備することにした。先ず出入口の笹を刈って窪地に埋め、いずれ平らになることを期待してその上に集めた落ち葉を積み上げた。その後幹線道路沿いの東側の林で竹と笹を鋸と鎌を使って刈り、作業後は見通しが良くなり足元も歩き易くなった。作業中に落葉の上を移動するニホンアマガエルとニホンカナヘビ更に体長1余りのアオダイショウを見つけ、両生爬虫類の活動が始まっていることを実感した。最後に西側へ移動して大風で落ちた枯れ枝を集めて数か所に積み上げて整理した。中には地面に突き刺さっている直径数㎝の枯れ枝もあった。若者が倒木を持ち上げると、その下の土の中に丸々と太ったカブトムシの幼虫がゴロゴロしているのが見られた。ニホンアマガエルは林のあちこちで見られ、全身緑色の個体1匹、全身茶色の迷彩模様の個体5匹、茶色の迷彩の一部が緑色の個体1匹であった。(写真は、笹刈りを終え見通しの良くなった林)

 2020.3.22

3月追加活動

3月22日(日)、追加活動を行いました。1週間前の定例活動でシイタケの種ゴマ1000個を打ち込む作業を開始しましたが、約半分を打ちこんだところで時間終了、残りの半分を打ち込もうと本日追加作業を行いホダ木約40本に1000個全部を打ち込みました。来年の秋ごろには、元気なシイタケが出てくるでしょう。同時に観察路一杯になった落ち葉さらいも行いました。(写真)

 

2020.3.15

3月定例活動 

林の南東側に家が建ち、林の持ち主から枯葉が屋根に落ちないよう付近の立ち木を数本切倒したとの連絡を受け、それらを譲り受けて先週中に玉切りしてシイタケのホダ木として準備した。本日はホダ木を運んで穴をあけ、シイタケの種ゴマ1000個を打ち込むことにした。若者がドリルで穴をあけ、子ども達はハンマーで種ゴマを打ち込んだ。ドリルが一台しかないことから、他のメンバーは笹を刈り切倒された木の枝を整理した。笹刈りは数年手を掛けていなかった休憩場所のある林の東側を重点に実施し、背丈の高い笹を除去することができた。切り倒された木の枝で散策路が塞がってしまった所は、チェーンソーで枝を切り両脇へ寄せて通れるようにした。種ゴマの打ち込みは時間内に終了しなかったことから、希望者のみで残りを来週実施することとし、恒例のヤキイモを食べて解散した。(写真は、シイタケ用のホダ木に穴をあけているところです) 

2020.2.16

2月定例活動 

2月16日(日)定例の里山保全活動を行いました。今日は、朝からどんよりとした雲模様、寒いなかでの活動となりました。今回も、焼いもをやろうとまずたき火を開始しました。暖をとりながら、今日の活動を確認、笹刈りとマキ割りです。初めに「春を感じてみよう」と部会長の誘導で、先月草刈りをした一角に向かいました。地面を良く見ると、そこには春を感じさせる草木の芽吹きがあります。すみれや春蘭など見つけることができました。また、ドングリが割れ根付きが始まっていました。このドングリが大きなこならに成長するまでには10年以上かかるんだな~と自然の流れを感じるひとときでした。(写真)笹刈りを進めていると小雨が降ってきましたが、焼いもがあるし、やめるわけにはいきません。頑張って、ホクホクのおいしい焼いもをいただきました。

 

 2020.1.19

1月定例活動

1月19日(日)定例の里山保全活動を行いました。一年で最も寒さが厳しくなると言われる大寒を明日に控えての活動、やはり寒い冬の一日です。林に入ると葉が落ちて空がいつもより広く見えます。木々の間を抜けてくる日の光に暖かさも感じられます。活動日としては悪くありません。まず、焼きいもをつくるためたき火を開始しました。たき火担当を置き、その他の人は2つのグループに分かれ笹刈りとマキ割りです。1時間ほど作業したあと、おき火になったところでサツマイモをたき火の中に入れ、暖をとりました。次にマシュマロを専用スティックに刺してたき火でこんがりと焼きあげ、香ばしいマシュマロをいただきました。(写真)休憩後、マキづくりに汗を流しました。松の倒木を運び、輪切りにしたあと、斧を使ってマキをつくりました。普段使っていない筋肉を使い、明日は体が痛くなりそうです。みんなのパワーで、沢山のマキを積み上げることができました。

 

2019年(令和元年)

 2019.12.15

12月定例活動

12月15日(日)定例の里山保全活動を行いました。やや冷え込む青空のもとでの活動になりました。今回は、恒例の焼いもがあります。今年1年間かけて集めた枯れ枝や倒木からつくった薪をつかって美味しいおイモを作ります。たき火ってなぜかワクワクします。回りの火が飛ばないように、十分に清掃整理して点火です。おき火になったところで、アルミフォイルに包んだサツマイモを投入、約50分待つことになります。その間に、いつもの雑草刈りを行いました。寒くなり雑草もやや元気がなくなってきましたが、笹を中心にまだまだ多くの雑草があります。今回は東口入口付近の雑草刈りを重点的に行いました。(写真)

 

作業終了後、ホクホクに焼き上がったおイモをいただき、今年最後の里山保全活動を終了しました。

 

 2019.11.17

11月定例活動

11月17日(日)定例の里山保全活動を行いました。雲一つない青空のもと、さわやかな気候の中での保全活動になりました。新人(一般)の参加が1名あり、楽しい雰囲気です。前半は、先月やり残した道路沿いの法面の草刈りを行い、法面の見通しも良くなり気持ちの良い達成感です。(写真)大量の草刈りで、冬眠を始めようとしていたカエルが何匹もでてきました。10cmを超えるムカデも見つかりました。休憩後は、中心部の草刈り、来月の焼いもに備えてマキ割り、さらに枯れ木を倒しました。皆さん、とても良い汗をかいた活動でした。

 

 2019.10.20

10月定例活動

10月20日(日)定例の里山保全活動を行いました。大雨をもたらした台風19号から1週間が過ぎ、久しぶりに晴れたなかでの活動となりました。保全地は江川に隣接していますが、幸い川の氾濫は無かったようです。今回は、帝人労働組合の方々を中心に一般参加が多く、総勢22名での作業になりました。前半は東側道路に面する法面にある大量の雑草刈りです。(写真)長さ約80mもある法面も、数のパワーでみるみるきれいになりました。後半は、保全地中心付近の雑草刈りと台風で落ちた小枝を集めました。皆さん、とても良い汗をかいた活動でした。

 

 2019.9.15

9月定例活動

9月15日(日)定例の里山保全活動を行いました。台風一過の雲一つない青空、空の高さが秋を感じさせます。それでも日差しは強く、林の中の涼しいありがたさを感じる中での作業でした。台風による強風で、林の中は折れた枝が散乱していて、まず落ちた枝集めから作業を開始しました。作業1時間で、集められた枝は写真にあるような山になりました。休憩場所の上の木々にたくさんのエナガが飛来し、かわいらしい鳴き声で大合唱です。また、休憩している目の前で、モンスズメバチが死んだセミから肉だんごを作っていました。巣に戻って子どもに食べさせるのだそうです。生きものつながり生物多様性を感じました。秋になり、栗も落ちてくると思います。秋の里山も楽しさが一杯です。

 

 2019.8.18

8月定例活動

8月18日(日)定例の里山保全活動を行いました。連日の暑さ、酷暑ともいえる日が続いていて、外に出るのがつらいところです。それでも里山に入ると、少し涼しさを感じますし、セミの大合唱が聞こえ、気持ちの良い夏を感じることができます。この1か月で、里山の雑草は一気に伸びました。今日は、参加人数がやや少なく、前半は西側道路沿いの草刈りで汗をかきました。写真のとおり道路まで伸びていた雑草を刈りとり、すっきりとしました。休憩後は、1年ぶりの「ロープワーク」です。去年も教わったのですが、すっかりメモリー消去で新鮮な気持ちで野口さんから教えていただきました。新聞紙をきつく束ねる縛り方、登山靴のほどけない縛り方、がけ下に落ちたときに救助してもらう時のロープワークと実用的なおもしろい勉強会となりました。

 

 2019.7.21

7月定例活動

7月21日(日)定例の里山保全活動を行いました。ここ1週間すっきりしない天気が続く中、雲が深く垂れこまれてはいるものの雨もやみ、なんとか作業ができそうな空模様です。7月、8月は夏時間の8時開始です。林の中は、霧がたちこめ夏の暑さは感じられません。前半は、「クワガタたち」の住みかづくりです。倒木を90cmの長さに切り、30本ほど積み重ねました。久しぶりのノコギリ作業は結構きつくびっしょりと汗をかきました。秋には「クワガタたち」が生活してくれていれば良いなと思います。(写真は作業を終えた後、倒木を積み重ねた住みかの前で)休憩後、通路の雑草刈りを行いました。夏の草木の育ちは早く、通路には雑草がいっぱいになっていました。その後、朽ちた木を2本、安全のためロープをかけて切り倒しました。

 

 2019.6.16

6月定例活動

6月16日(日)定例の里山保全活動を行いました。梅雨の晴れ間、青空が広がり少し暑い中での作業になりました。里山の木々は、この1か月で葉っぱがいっぱいに生い茂り涼しさを感じさせてくれます。下に目をやると草がものすごい勢いで伸びています。前半は、この草刈りに汗を流しました。写真は道路沿いの法面の草を刈っているところです。また、参加している野鳥の会の人が、自分で作製したというアオゲラとムクドリのはく製を見せてくれました。鳥たちも近くで見ると繊細なきれいな羽をしていることに気が付きました。

 

2019.5.19

5月定例活動 

5月19日(日)令和最初の定例里山保全活動を行いました。空は晴れ渡たり、少し汗ばむ感じの中での作業になりました。それでも里山に入るとヒンヤリとした空気、林は、緑がいっぱい・マイナスイオンがいっぱいでととも爽やか空間です。今日の作業は、前半が笹刈りです。1時間ほどの作業でしたが、大きく育った笹が取り払われ、見通しの良い林がよみがえりました。後半は、林の中に放置されていた朽ちた丸太を集めて、虫(クワガタなど)の住みかを作りました。また、前回の作業で林の中の立ち枯れしている木に印をつけておきました。安全のため、これから倒していく予定ですが、今回、ノコギリを使った安全に倒す方法の指導を受けながら1本だけ倒すことができました。

 

2019.4.21

4月定例活動 

4月21日(日)平成最後の定例里山保全活動を行いました。薄曇り、少し肌寒い感じの中、里山に向かいました。途中、田植えに備え水位の上がった江川で、水面スレスレを高速飛行する鮮やかな色をしたカワセミを見つけました。新緑の木々、ウグイスの鳴き声と、里山はもうすっかり春です。今日の作業は、木に絡まったツルとりです。木々には多くのツルがきつく絡まっており、取るのも大変でしたが、取ってあげた木々は苦しさから解放されてほっとしているようです。下に目をやると、冬眠から覚めたカエル、オレンジ色の草ボケ、かわいらしい春蘭・・・みんなが春を知らせてくれています。 

 

2019.3.17

3月定例活動

3月17日(日)定例の里山保全活動を行いました。青空、柔らかい感じの雲、ウグイスの鳴き声も聞こえてきます。春はもうそこまで来ています。先月の落ち葉さらいで随分きれいになりましたが、今回の残された林の落ち葉さらいで、葉の落ちた林は広々として、顔を出した地面には日の光が差し込んでいます。林の中の木々には小さな木の芽がでてきています。春はもうすぐです。落ち葉さらいで冬眠中の小さなアマガエルを起こしてしまいました。ごめんなさい。また、落ち葉で汚れた池の清掃をし、ヤゴ7匹をみつけました。作業終了後、焼いもを食べながら歓談し解散しました。来月から新年度を迎えます。変化のある里山、きれいになっていく里山は楽しい空間です。

 2019.2.17

2月定例活動

2月17日(日)定例の里山保全活動を行いました。真っ青な空、気持ちの良い晴れですが、ちょっと寒い感じです。今回は環境学習センターエコクラブのメンバー9家族を迎えての里山体験です。初めに落ち葉さらい、人数が多いので一気に進み、落ち葉が払われ地面が顔をだしました。落ち葉を集めた山は、子どもたちが跳ね回って踏み固めてくれます。そのような中、食痕を見つけ野鳥の会の方に説明をしていただきました。(写真は鳥の生態に驚き、聞き入っている子どもたち)この食痕は、オオタカがドバトを食べた跡でドバトの羽だけが残っていました。そんな体験の後、たき火でサツマイモを焼いて食べました。ホクホクの甘~いおイモは体を温めてくれます。最後に、子どもたちに今日の活動の感想を発表してもらい解散しました。寒い中ですが、里山にも少しづつ春の気配を感じます。

 

 2019.1.20

1月定例活動

1月20日(日)定例の里山保全活動を行いました。大寒の今日は、曇りでとても寒い中での活動となりました。今回は一般からの若い人の参加も多くあり、全体で参加者20名となりました。前半は、落ち葉がいっぱいの林に入り落ち葉さらいです。大きなパワーで落ち葉は、どんどんかき集められ集積場に積み上げられ、子どもたちが上に乗って踏み固めてくれました。落ち葉がなくなり、顔をだした地面は春を待ちます。後半は、たき火で焼いもです。たき火の恋しい気温の中、たき火を囲みながら、ホクホクの焼いもにみんなの顔が和みました。寒い中での活動でしたが、とても充実感のある時間でした。

 

2018年(平成30年)

 2018.12.16

12月定例活動

12月16日(日)定例の里山保全活動を行いました。今年最後の活動は、気温が1℃程度しかない寒いなかで始まりました。今日は、楽しい焼いもです。まず、たき火をおこして暖をとり、落ち葉さらいを始めました。見上げると大きな木々の葉が落ち、空が大きく見えます。目を下に向けると地面が全く見えないほどに落ち葉が積もっています。1時間半ほどかけて落ち葉さらい、集めた落ち葉は山にしてカブトムシの寝床づくりです。高く積みあがった落ち葉の山は、子どもたちが飛び跳ねて固めてくれました。一方、マキ割りの担当も頑張り、倒木を材料に、たくさんのマキをつくることができました。焼いもができがった時点で、作業終了、全員たき火のまわりに集まり、ホクホクの焼きいもをほお張り、体の中から暖めました。寒い中での作業でしたが、体を動かして暖かくなり、焼いものご褒美で終了することができました。皆さま良い年をお迎えください。

 

2018.11.18 

11月定例活動

11月18日(日)定例の里山保全活動を行いました。このところ良い天気が続いており、今日もお天気ですがちょっと寒い感じで秋が深まってきました。

 

今月末に開催するこども達の自然観察会に向けて、安全確保の観点から笹刈りと倒木の整理を行いました。いつも感じるのですが、刈っても刈っても生えてくる笹の生命力には驚きます。いくつかの倒木があり、安全のため整理しました。圧巻は写真にある8m位はありそうな立ち枯れした木の処分です。根元にノコギリで切れ目をいれながら、ロープで引っ張り倒すもので、倒れたときの迫力は相当なものでした。倒された木はカサカサの状態で、いつ倒れてもおかしくない感じでした。

 

2018.10.21 

10月定例活動

10月21日(日)定例の里山保全活動を行いました。今日は、久しぶりに全国的に快晴です。里山も雲ひとつない、さわやかな気持ちのよい天気で小鳥たちも元気に鳴いています。今日の作業は、里山保全地入口付近の雑草刈り、自然観察通路の整備、倒木の処理、池の清掃と盛りだくさんです。里山保全地入口付近は高く伸びていた雑草が取り払われ見通しが良くなり看板もはっきり見えるようになりました。作業中に、かわいらしいヘビ(全長約40cm)、珍しいアカガエルなどが見つかりみんなで観察しました。コゲラやクシサギなど小鳥も見られ秋の里山で自然を感じることができました。

 

2018.9.16

9月定例活動

9月16日(日)定例の里山保全活動を行いました。今日はとてもさわやかな秋空です。作業前に、可愛く咲いたツリフネソウの観察を行いました。まず、来週実施予定の環境学習センター事業「みずほの探検隊」の活動“カエル調査”の場所の整備を行いました。先日の強風で、枝がたくさん落ちており、まず枝の除去です。回収した枝は、中央に集め冬に実施する焼き芋の薪にする予定です。また、ハチがいないかの確認を行い、2か所ほど見つけ近づかないようロープで囲みました。直径15cm以上あるオバケキノコを発見、おどろきでした。作業終了後、中央のベンチに集まりカエルや鳥の話が弾みました。木漏れ日の中、セミの鳴き声を聞きながら、終わりゆく夏を楽しみました。

 

2018.8.19

8月定例活動

8月19日(日)定例の里山保全活動を行いました。連日の猛暑で、体もくたびれていましたが、今日は空気も乾燥して、空も高く秋のような雲がみられる爽やかな作業日です。前半の1.5時間は、先月に続いて東側道路の法面の草刈りです。この暑さで草も一気に伸びており、結構な作業量でしたがみんなのパワーですっきりとしました。後半の1.5時間は、昨年度同様、ロープワークです。野口さんの指導のもと、本結びに始まり、ふた結び、もやい結びと生活に役立ちそうな結び方を教えていただきました。苦戦しながらマスターした結び方も、使っていないと忘れそうとの意見がしきり・・・

 

2018.7.15 

7月定例活動

7月15日(日)定例の里山保全活動を行いました。先月ビニールを交換した池と追加した2個目のプールに水がたっぷり溜まり、トウキョウダルマガエルが10匹程いたことから、しばらく「かわいい!」「大きい!」等とカエル談義に花が咲きました。全員が集まったところで予定していた幹線道路沿いの法面に移動して伸びた草を刈り、歩道に落ちた草をブルーシートに載せて林の縁へ積み上げました。同時に付近に生えていた直径10cm程の立木を3本切り倒し、枝を落として処理しました。日陰であったにもかかわらず全員汗びっしょりになったため、多少の作業を残して終了しました。

 

2018.6.17 

6月定例活動

6月17日(日)定例の里山保全活動を行いました。くもり空でややひんやりとする林の中でした。今回はため池の大整備です。古い池は、作ってから約10年が経過し、すっかりビオトープが実現しています。ため池の水を汲みだし、少し池を広げてビニールシートを張り替えました。この作業のなかでカエル6匹、ヤゴ4匹を確認することができました。また倒木を利用して、新しく2mx2mの新しい池もつくりました。これで、里山の林のなかには3つの池ができました。カエルたちの住みかになるでしょう。

 

2018.5.20

5月定例活動 

5月20日(日)定例の里山保全活動を行いました。風はやや冷たい感じがしましたが、抜けるような青空のもと、気持ちの良い作業となりました。今回は、一般からの参加者も増え、多くの人数だったので大規模な笹刈りを行いました。背の丈ほどに伸びた笹を刈り、集積場所に集めました。2時間ほどの作業で林の中は、すっきりと見渡せる・風の抜ける空間に変身しました。日があたるようになった地面からは新しい植物が芽をだすことでしょう。最後に太い倒木を2mほどに切り、集積場所の枠をつくりました。

 

2018.5.13

こどもエコクラブ「みずほの自然探検隊」を支援! 

5月13日(日)平成30年度みずほの自然探検隊の第1回が、みずほの里山保全林で開催されました。環境学習センターの事業として、1年を通して自然の変化を観察しようというもので、里山保全部会が企画し全面的に支援しています。第1回は20人を超える参加者があり、オープニングとして林を知り、1年間の定点観察のポイントを決めました。写真は、アイスブレーキングの後、ひんやりとする林の中に入ったところです。

 

2018.4.15

4月定例活動

4月15日(日)定例の里山保全活動を行いました。あいにくの雨模様のなかでの作業となりました。参加人数が少なかったため、立ち枯れたアカマツの太い危険な木を切り倒す作業を行いました。切り倒す方向を決め、滑車をつけロープで引っ張りました。(写真は、木に滑車を取り付ける作業) 切り倒したアカマツは、玉切りにして落ち葉の集積場所の囲いに活用しました。

 

2018.3.18

3月定例活動

3月18日(日)定例の里山保全活動を行いました。今日のメニューは、落ち葉さらい・笹刈り・貴重な植物を守るための囲いづけです。多くの人に集まっていただきましたので、作業が大きく進み、林の中はきれいに整備されました。落ち葉を掃った地面に、ドングリが根を張り葉がでそうになっているのを発見し、「がんばれ!」という気持ちでとても癒されました。作業が終わっての帰りがけ江川を渡る橋から、きれいなカワセミ1羽を見ることができました。

 

2018.2.18

2月定例活動

2月18日(日)定例の里山保全活動を行いました。今日は「落ち葉さらいとやきいも」です。先月準備した薪を使って焚火をおこし、サツマイモをアルミフォイルにつつみ投入しました。次は周辺の落ち葉さらいです。厚く積もった枯葉を整理したことで、地面に日が当たるようになり新しい芽吹きが期待できます。私たちの落ち葉さらいを見ていたモズが、作業終了を待つようして落ち葉のなくなった地面のエサを捕りに降りてきました。そんな風景を見ながら、おいしいやきいもをほお張りました。やきいもの残り火で、トン汁もつくり体の底から温まりました。

2018.1.21

1月定例活動

1月21日(日)定例の里山保全活動を行いました。来月行う「落ち葉さらいとやきいも」に向けて、休憩場所のある林で刈り取った笹の整理と薪割りそして焚きつけ用の枯れ枝集めを行いました。休憩後、幹線道路沿いの林に移動し、11月に刈り残した部分の林床のツル草を刈りとりました。

宇都宮市環境学習センター

Refilljapan 地域リフィル

宇都宮大学国際学部 髙橋若菜研究室