再エネ バスでまわる施設見学会で環境学習センターを支援

10月23日(水)環境学習センター主催の「うつのみやエコサミット」第1弾エネルギー施設見学会を主に企画面から支援しました。バイオマス発電見学+講義+LRT基地見学+EVバス基地見学と盛りだくさんで、参加者にとって印象に残る見学会でした。

 

 

 ■講義(宇都宮市職員):宇都宮市は2022年国の「脱炭素先行地域」に指定され、先駆的な取り組みを進めている。具体的には、LRT沿線を脱炭素化する計画で、学校など公共施設、民間施設、大学、一般家庭(1500戸)などに大規模に太陽光を設置する。

 ■LRT基地:2023年8月開業以来、計画を大きく上回る利用者がある。

        平日18千人/日、休日10千人/日、利用者累計400万人を突破し

        た。LRTはバイオマス発電の電気を使用しており脱炭素ムーブで

        ある。LRT沿線で多くの付加価値を生んでいる。

        LRT沿線の人口8%増、住宅地地価11%上昇、沿線工業団地の

        新規投資額1100億円、住民の外出率6%増加など

 ■EVバス基地(写真):関東バスでは現在5台のEVバスを運行している。2030年までに158台導入する。(全体の70%)EVバスに試乗したが、とても静か、車軸がないので床を低くできる。市内路線に投入しているが、1回の充電で走行距離は問題ない。

       車両は中国BYD製で、約4500万円と高い。(国の補助がある)

 

 ■ミニ講義(バス内で再エネ部会担当):

       EV車の脱炭素化は、充電する電気の脱炭素化に大きく依存する。

宇都宮市環境学習センター

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宇都宮大学国際学部 髙橋若菜研究室