Refillサミット2024in北陸(リフィル全国サミット)に、「Refillうつのみや」から、2名の学生メンバー(上田智香さん・古谷菜々香さん)が参加しました。
以下は、おふたりにお寄せいただいたメッセージより。
12月7日(土)8日(日)に行われたRefillサミットの様子(一部)をお伝えします。
(写真:地域リフィル会議に現地参加した皆さん)
1日目は福井県のRefillスポットに登録されている神社やお店、2日目は石川県でRefillスポットに登録されている兼六園などを訪問しました。水を味わったり、マイ容器での地球に優しいお買い物を楽しみました。個人的には、お塩、卵、無農薬野菜など様々なビジネスを展開されているお店が印象的でした。主にお塩製造に関するお話をお聞きしたのですが、海水を汲み上げてきて自家製の釜で炭火を使ってゆっくりと水分を抜いていくというやり方でお塩を取り出しているようで、「自然が作ったものから自分たちが塩を取り出しているだけなので」と自然のものをそのままお届けしようとする姿勢が印象的でした。まさに、自然の恵をそのまま活用したビジネスだなと思いました。また、薪も古家の廃材や間伐材などを利用しているとのことで、なるべく環境に負荷をかけないように心がける様子が見て取れました。・・・ (上田さん)
2日目の午後に、公開セッションに参加しました。「ひろげようリフィル・リユースのまちづくり」という題目のもと、一般社団法人のゼロ・ウェイスト・ジャパン代表理事の坂野さん、水Do!ネットワーク事務局⻑の瀬口さん、地域環境デザイン研究所ecotone代表理事の太田さんによる講演や報告、地域リフィルの報告、ディスカッション、最後にリフィルサミット北陸宣言の発表がありました。特に太田さんからはリデュース、リユースの2Rがまず必要であるとのお話がありました。また、リユース食器や野外で使える洗浄機を貸し出すなどの活動を通して、被災地支援もできること、それによって使い捨てばかりだった避難所生活から普段の生活を取り戻し、市民を活気づけることができるなどの貴重なお話を伺えました。そして、そのような活動を展開するためには、やはりパートナーシップ、そして事前の情報共有が大切であると学びました。・・・(古谷さん)
北陸サミット報告が、Refill Japanのウェブサイトにアップされています。ぜひご覧ください。
https://www.refill-japan.org/news/post-1603/